Amazon.co.jp: 墓標 eBook : 壹岐 左近: 本
アマゾンのkindleで念願の作家としての第一作(課金が必要なもの)を出版しました。タイトルは『墓標』本格的に自殺を考えた僕が書き下ろしたノンフィクションの小説です。
今自分で読んでみると「うわぁ・・・」の一言です。独りよがりというやつですねこれは。けれどもこの頃はこうなるほかないほどに絶望していましたし、死ぬのであれば形はどうあれ自分の人生を語っておきたいという自己満足のために筆を走らせました。
この作品の中にこう言う一節があります。
『辿り着けぬ夢を目指して、僕は歩いてきた。このペンだけを持って。』
思えば作家を志した高校生の時分から、僕の手には常にペンがありました。それは今も又変わらない事実です。このブログもそのペンによって紡がれている一つの作品なのです。
そう考えると涙があふれてきます。それは今も変わりません。死にたくなくなったわけじゃない。消えたくなくなったわけじゃない。ただ今は、今できることに全力を注いでみようとだけ考えているにすぎません。
いつの日かこの著作の様な日が訪うのかもしれません。それはまだ僕にも分かりません。ただ、間違いなく、今現在は僕はまだ生きて、このペンを握って文章を紡いでいるということです。
「文章は経国の大業にして、不朽の盛事也」というかの文帝の言葉を信じて、僕は今もこの国を思ってペンを握り続けています。
―――――この作品をもし読まれた方がいらっしゃればレビューをいただけると嬉しいです。Amazon公式にではなくXにリプやDMででも結構です。多少きつい言葉になっても構いません(多少ですよ、多少。すごくはダメよ)。よろしくお願いいたします。