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ADHDのこと

ADHDとは、Attention-Deficit / Hyperactivity Disorderの略で、神経発達障害の一つで注意欠如・多動症・衝動性にかかる精神疾患です。
僕は35になってこれであると診断されましたので、もしかすると読んでいただいているみなさんの中にも「実は発達障害」という人がいるかもしれません。

僕の場合は特に衝動性にかかる疾患が大きく、何事も衝動的に始めてしまったり、衝動買いで財布を苦しめたりしてしまいます。
一見だらしないだけの大人な気がしますが(というか僕自身ずっとそう思い続けているのですが)普通は自分にブレーキがかけられるみたいです。
一方この疾患を持っていると、何かしたいことがあればそれは今したい、今しないとストレスで心が壊れるような衝迫を受けます。例えば筋トレの本を読むと場所や時間に関係なく筋トレしたくなりますし、ゲームのツイートを見るとやるべき事を放置してゲームをしてしまいます。
欲しいものがあると買ってしまいます。これが実店舗ならまだしもネットショッピングでも頻発して、軽くクリックして後からクレカの支払い請求に愕然とすることが多々あります。

ADHDには既に薬物療法が確立していて、神経伝達物質を増加させることで不注意や多動性を改善する薬剤が作られています。僕も発達障害が判明した際に、主治医に「薬物に頼ってはどうか」と提案されインチュニブという薬物を処方されました。しかしこの薬は僕にとっては注意欠陥や多動性には効果があっても衝動性には効果がありませんでした。むしろいつもは複数のことを頭の中で考えていて注意散漫であるがゆえに多動的であるものの、この薬のせいか一つのことに過集中してしまい発作的に喚き散らすといった副作用が出ました。主治医にも「あなたにこの薬はダメだ。」とはっきり言われるほどに副作用が強く、薬物療法の道は絶たれました。

結局判明して早2年。解決の糸口を見つけられないまま抑うつ剤を飲んでせめて憂鬱症だけはなんとかするように自分を騙し騙し生きている状況です。

ただこんな状況にもかかわらず、最近は少し前向きな考えも持てるようになりました。と、いうかなりつつあります。このブログもそうですが、〝多動症が激しいならば、多動的に様々な活動に手を出そう”という考えです。衝動的に動いてしまうのでその挙動を一貫して続ける『意志の力』さえ持てれば多動的なのはむしろ大きな武器になるのかもしれません。(いや衝動性に任せていては身を亡ぼす未来しか見えね)。

堀江貴文氏の著作に『多動力』という本がありました。ぼんやりとしか読んでいません(失礼)が、様々なことに挑戦できるのは一つの才能なのだとすれば、僕も一つは才能を持ち合わせているのかななどと考える今日この頃です。

ADHDの症状をお持ちの方で、「こんな考え方をしたら楽になったよ」だとか「こういう風にしてます」などの意見をお持ちの方はいませんか?ぜひ絡んでほしいです!Xのアカウントは https://twitter.com/ragunal13 です。わちゃわちゃ絡んでください(あれこれリンク先アドレスはツイッターのままでいいのかな)。

ADHDでない方もお察しリプやいろいろな提案などしていただければ嬉しいです。要するに絡んでください。

べ、別に暇してるんじゃないんだからね💦


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